甲状腺機能亢進症

甲状腺機能亢進症

 

甲状腺機能亢進症は、高齢猫でみられる最も一般的な内分泌疾患です。甲状腺ホルモンの過剰産生および分泌によってさまざまな症状を示し、全身に影響を及ぼす病気です。

 

原因

多くは良性の腺腫性過形成で、悪性腫瘍(腺癌など)は2%未満とされています。

甲状腺が腺腫性過形成に発展する原因は現在まだ確定していません。

 

症状

症状は甲状腺ホルモンの過剰ため、各組織の代謝亢進の結果として認められます。

 

・食欲低下を伴わない体重減少

・多飲多尿

・嘔吐

・下痢

・被毛粗剛  など

 

併発疾患

・心筋障害

・腎不全

・全身性高血圧 - 網膜出血、網膜剥離

・消化管障害 - 嘔吐、下痢

 

治療

経口抗甲状腺薬による維持療法や、ヨード制限食による食事療法、外科療法など、状態に応じて行います。